女性の死体について著者は語る。<br />女の生き様同様、女の死に様も多種多様である。<br />怨念を感じさせるような死体もあれば、哀れを誘う死体もある。<br />東京都の監察医だった著者は、亡くなった方が存命だった頃の、喜びや辛さ、せつなさにまで想いをはせる。<br />女の死体は、男の死体と明らかに違うことが見えてくる。<br />