痛みを取りたければ体を温めなさい
★私を薬漬けにしないでください!線維筋痛症やリウマチ痛など、全身に激痛が走る「広範囲疼痛」の潜在的な患者数は、日本人の10%、1200万人に達すると考えられています。
しかし、1痛みに対する医師の知識不足2画像診断や検査で異常が見つかりにくいという理由から、誤った治療が行われたり、「あなたの痛みは気のせいです」といわれたりして、なかなか症状が改善しないのが現状です。
その結果、誤った投薬によって薬の量がどんどんふえるのに、痛みがいっこうによくならないため、医療不信に陥る患者さんがあとを絶ちません。
激痛に対する無理解は、医師のみならず、家族にも及びます。
そのため、多くの患者さんは、全身に激痛を抱えながら、誰にも理解されず、家庭的にも社会的にも孤立しがちです。
本書では、広範囲疼痛に対する正しい知識をわかりやすく解説するとともに、セルフケアとして「湯たんぽの活用法」を紹介しています。
外来での調査では、湯たんぽで体を温めたら、80%の患者さんの痛みが改善しました。
そのうえ、100%の患者さんから、痛みによる生活の支障がへったという回答が得られています。
目次 第1章: あなたの痛みは「心が原因」ではない! 第2章: こんな病気で痛みが起こる 第3章: こうすればぐんと楽になる! 痛みのセルフケア 第4章: 薬やセルフケアの効果は自分で判定できる! 第5章: 湯たんぽで冷えを取れば痛みはよくなる 第6章: 全身の激痛が楽になった私たち 第7章: 医師・医療関係者への提言
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