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厳しい食事制限は不要！体も動かしましょう！腎臓病と聞いてイメージするのは厳しい食事制限。
そして、透析への不安ではないでしょうか。
確かに、完全に壊れてしまった腎臓の組織を、元どおりに戻すことはできません。
しかし、その前の段階、障害が起こっているときであれば改善することができます。
そして、以前は腎臓を悪くしたら、食事についてはたんぱく質やカリウムを厳格に制限し、運動も禁止というのが常識でした。
しかし、今は違います。
たんぱく質を極度に制限するような厳しい食事制限により、逆に筋力が衰え、病気に抵抗する免疫力までも低下してしまうことがわかりました。
また、適度な運動は腎臓病が悪化するどころか、改善すると研究で明らかになっています。
腎機能が落ちている、といわれても絶望する必要はないのです。
そうはいっても、腎臓は「沈黙の臓器」。
自覚症状が出たときには、病気が進行していることがあります。
ぜひ本書のセルフチェックをご活用ください。
そして、たんぱく質やカリウムを取りつつ、塩を使わないおいしい料理や、透析をしていてもできる筋トレなど、自宅ですぐにできる方法を実践してみてください。