悪意のあるなしにかかわらず、人間が発する言葉は時として胸を刺し貫く凶器になります。
言われた一言が辛辣であればあるほど心に深く突き刺さり、大きな痛手となります。
ではそんなとき、どうすれば傷つかずにすむのでしょうか？「目には目を歯には歯を」と相手を傷つけ返せば、あなたの痛みは軽くなるでしょうか？ いいえ、それはいたずらに泥沼の傷つけあいに自分を仕向けるだけです。
相手の攻撃をすべて受け流して超然としているためには、ちょっとしたコツとテクニックが必要なのです。
著者のベルクハンさんは、基本的に攻撃技を持たず、相手の攻めてくる力をうまく受け流す合気道にヒントを得て、ついに‘心の護身術’を編み出しました。
そのすべてがこの本に紹介されています。
読み終えたあなたは、「攻撃したければご自由に！」と心の余裕を持つことができるでしょう。