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決算書は「下」から読む、が正解

決算書の枝葉末節にわたる説明は省き、初心者が限られた知識と時間の中で、いかに早く的確に本質だけをつかむかに重点を置いた、「下から目線」で眺める革命的決算書の読み解き方●決算書はなにも細部まで読む必要はない! 必要に迫られ決算書の読み方を勉強したが、セミナーや本を買ってもなかなか身につかないという人は多い。
その理由として、決算書の構造から総花的に解説するものが多く、しかも作り手の目線に立っているからである。
ビジネスパーソン、投資家といった立場であれば、作り手目線とは異なり構造そのものを深く知る必要はなく、必要なところだけ的確につかむことのほうが大事であり、つまり枝葉末節にそんなにこだわる必要はない。
●試算表、貸借対照表、損益計算書は「下」から見ればつかみやすい! 著者は、決算書を読むための予備知識として、決算書の前に「試算表」を重要視している。
試算表の5項目(資産・費用・負債・資本・収益)をつかみ、それぞれの大小から会社の経営状況のよしあしを感覚的につかむところからはじめ、貸借対照表・損益計算書の中の「合計」を著す「下」の項目から「仰観」する見方をすすめている。
決算書を上(最初)から見るのではなく、見るべきポイントをおさえつつ「仰観」することで、推測しながら読み解きやすくなる。
たとえば「増収減益」「最終赤字」などの要因の仮説が立てやすくなる ●人気セミナー講師が教える決算書の革命的読解術! 決算書読み方セミナーで、そのわかりやすさで好評を博している人気セミナー講師が、初心者に最適な「読み手目線」の新しい決算書の読み方を伝授する。




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