不透明な10年後を見据えて、それでも投資する人が手に入れるもの
●10年後のあなたを救う「正しいリスクの取り方」とは?グーグルが人工知能の研究を猛烈な勢いで進め、米アマゾン社がドローンなどで物流革命を加速し、アメリカのベンチャー「スペースX」が宇宙ビジネスを開発する――日本の外で起きているこうした大きな流れを、個々の日本人は黙って指をくわえて見ているしか方策がないのだろうか。
いや、そんなことはない。
現在のグローバル社会は18世紀の社会と決定的に違うところがある。
それは、ヒト、モノ、カネ、さらに情報の移動が自由ということだ。
仮にグーグルやアマゾンがこれからの勝ち組になるというのであれば、われわれはこれらの会社とビジネスをしたり、これらの会社に働き先を見出すことができる。
もっと簡単な方法は、日本にいながらにしてこれらの会社の株を買うことだ。
そうすることで、彼らが描こうとしている成長の波に乗ることが可能となる。
実際、12年前にグーグルが上場したときに100万円を投じてこの会社の株を買っていれば、いまあなたは1710万円の資産を持っていることになる。
アマゾンの場合は、上場時の100万円が、現在は4億930万円になっている。
本書では、衰退の道を歩む日本経済のなかで、伸びない給料や増える税金に悲観する人たちのために、「希望」となる投資の話をわかりやすく解説していく。
投資によって「希望」を取り戻し、投資を通じて自分を鍛えることは、確実にあなたを成長させるだろう。
ただし、手前味噌のファンドを推奨するようなことはしない。
本書は、書き手の運営するファンドを宣伝したり、出資を募るための道具ではないからだ。
あくまでも読者に投資や金融の世界を紹介し、経済リテラシーを高め、未来に「希望」を持ってもらうことが本書の目的である。
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