冤罪 足利事件 「らせんの真実」を追った四〇〇日
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DNAの2重らせん構造のように、捜査や鑑定、裁判のミスが複雑に絡み合い17年半もの自由が奪われた冤罪事件。
地元紙記者が執念で悲劇の真実に迫った長期連載ルポ待望の書籍化。
「菅家さんを支える会・栃木」代表の西巻糸子さんがこれまでメディアに語ることのなかった自身の生い立ちや市民運動に関わるようになった経緯を追録したほか、一審から再審無罪までの各判決要旨や取り調べ録音テープの詳細、警察庁と最高検の内部検証結果を巻末資料に網羅した、裁判員裁判時代の必読書。
日本版ピュリツァー賞の第16回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞受賞。
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