ミード自我論の研究
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自我の肯定的モデルとされたデカルト以来の所謂近代的自我は現代社会において個人主義あるいはエゴイズムの性格を帯び孤立や独我に論究が傾き自我本来の問題からは異趣の憾みがある。
本書はこれに対して現代的自我の探求を課題とし加えて自我の社会性を分明に理論化することを意図している。
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