論語物語
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―『論語』は「天の書」であるとともに「地の書」である。
孔子は一生こつこつと地上を歩きながら、天の言葉を語るようになった人である。
天の言葉は語ったが、彼には神秘もなければ、奇蹟もなかった。
いわば、地の声をもって天の言葉を語った人なのである。
…こうした『論語』のなかの言葉を、読過の際の感激にまかせて、それぞれに小さな物語に仕立ててみたいというのが本書の意図である。
と、『論語』とともに生きた著者・下村湖人は本書の序文で語る。
本書はその意図が活き、『論語』の真髄を小説として、物語として、イメージゆたかに読み取ることができる。
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