日本クラシック界で独自の評論を展開する宇野功芳。<br />マーラーの寂寥感に魅せられた死生観、マタチッチや朝比奈隆を見いだした芸術への追求心、誰もが評価するカラヤンへの批判-。<br />その直截な筆致の原点を若き日の批評から探り、宇野批評の魅力に迫る。<br />