「のぞきにつがぬバカはなし」「裾あき囲うべからず」など、囲碁には独特の格言・金言があり、いずれも陥穽に落ちこむことをいましめる合理性がある。<br />文壇本因坊として知られた著者が、盤面を人生に見立て軽妙に語った名著。<br />