白山単独越冬 伊藤仁夫の挑戦
昭和43年から44年にかけての厳冬期。
史上初めて、ひとり白山の室堂で越冬を成した若きカメラマン伊藤仁夫。
彼は神々のみぞ知る天空氷雪の世界にこもり、ひたすらシャッターをきった―。
たったひとりの力で食料と燃料、加えて重い写真機材を運びあげ、厳冬期の越冬に成功。
遭難者を救助し、念願の写真では傑作を残したその生涯を「伊藤仁夫越冬日記」を底本に再現した。
新聞社のカメラマン時代、未曽有の大水害に見舞われた旧西谷村(現在の福井県大野市)に乗り込み、いち早く被害の実態を伝えた、ジャーナリスト魂に迫る取材記録をあわせて収録。
同郷の作家である著者が、伊藤仁夫の心に寄り添いながら書き上げた。
福井県山岳連盟推薦図書。
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