子どものやる気を引き出す7つのしつもん スポーツメンタルコーチに学ぶ!
子どもたちが、自ら考えて、自ら動けるようになる。
そのために、今日からできる私たち大人の関わり方。
一日一回の‘問いかけ’によって、子どもが変わる。
家庭でのコミュニケーションに、学校の授業に、スポーツ指導に役立つ事例と秘訣が満載。
あの強豪チームや学校でも実践されている、しつもんテクニック。
「子どもたちにサッカーの指導をしているけれど、なかなかな効果があらわれない。
」「息子が野球をはじめたいと言うからチームに入れたのに、やる気が見られない。
」「なんでも親まかせ、他人まかせ。
自分で考えて行動しようとしない。
」サッカーや野球といったスポーツに限らず、習い事や勉強など、子どもたちのやる気を引き出すのは難しい……。
「どうしたら、子どもたちがやる気を出してくれるんだろう?」実はこれは、数年前までスポーツ指導の現場にいた私自身の悩みでした。
課題を解決すべく、毎日子どもたちと向き合うも思い通りにはいきません。
そんな中、ある出会いと気づきが転機となりました。
「教えることをやめる。
」教えよう、教えようとしていた自分を変え、子どもたちに効果的な‘しつもん’をする。
たったそれだけで、子どもたちの目が輝き出し、みるみる能力を発揮するようになっていったのです。
この本は、スポーツの指導者、コーチ、学校の先生や保護者の方のお悩みを、七つの‘しつもん’で解決していこうという本です。
教えることをやめるってどういうこと?どうして質問で解決できるの?質問と‘しつもん’ってなにか違いがあるの?この本を手にとってページをめくりはじめたばかりのあなたの頭には?マークがたくさん浮かんでいると思います。
この本を通じ、その一つひとつにお答えしていきます。
(「はじめに」より)
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