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大正生まれ 庶民の自叙伝暁

幼少時に両親と死別、養父母の愛、兵役、小学校長、激動の昭和の人生を4章に分け記述している。
(1) 養父母の愛、義理の妹たちとの暮らし、中学校生活。
青年学校教員養成所で学び同校の教員となる。
1年後に徴兵され入営。
(2) 軍歴―入営後、直ちに満州へ この地で実戦訓練をうける。
初年兵時代を経て内地の陸軍予備士官学校へ入校。
見習士官となると同時に再び満州の戦場へ、そして敗戦。
(3) 帰還後、青年学校へ復職。
(義妹と結婚4人の子宝に恵まれるも死別、後添えが著書の後継者木下信義を出産)時は戦後の教育改革・新制中学校の誕生、著者は高等学校二級普通免許状取得。
戦後の自由主義のもとでの教育のあり方について試行錯誤を重ねながらも小学校の教頭職を経て校長に就任、新しい指導者像の形成をはかる。
(4) 小学校長としての職務完遂時のエピソード、指導者としてあるべき姿は。
教員組合と教育委員会との対応、プール施設づくりなどについて。
そして一方、家庭での出来事では、自宅造成から娘の結婚、孫の誕生、妻の看病、などなど家長としての責任に関して職務との兼ね合い。
最後に退職にあたっての様々な形での生徒との交流など、昭和人としての人生観が滲み出る自叙伝である。




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