ナラティヴ・時間・コミュニケーション
「ぼくは単なる比喩ではなくリアルな意味で『生きた時間』のありかをさがしたいと思った。
あるのだけれども、それを把握する言葉がなかった。
ベイトソンの打ち建てたインターアクションに基づく世界観が一つ、ナラティヴの理論がもたらした言語観が一つ、マクタガートの系列時間の哲学がまた一つ。
バフチンのポリフォニー理論が一つ。
そして最後に正法眼蔵の時間論『有時』がさらにもう一つ、と。
これらのアンサンブルが第2部で示したE系列(ナラティヴ)の時間理論への道すじであり、道具立てだった」──フィールドワークから生まれた発想と,刺激的な対話が織り成す,のむら先生の講義ノート! 森岡正芳氏,やまだようこ氏らも入り混じり,ナラティヴ(物語り/語り)とコミュニケーションに、時間を組み入れた、新しい世界観を呈示する。
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