周産期のこころのケア 親と子の出会いとメンタルヘルス
本書は,周産期心理臨床に長年携わってきた臨床心理士によって書かれた,入門の1冊です。
周囲に望まれなかった妊娠,夫婦の不仲,分娩時の異常,長い不妊治療の末の妊娠,早産,死産,障害のある子を産むことなど,親子には,それぞれ固有の物語があります。
NICUや周産期医療まで親子がたどってきた道のりに思いをはせながら,目の前の親子を抱えていくことが「周産期のこころのケア」では一番重要なことだと著者は言います。
同分野にかかわる心理スタッフだけではなく,助産師,看護師,産科医など必読。
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