80年代後半に刊行され今なお有効性を失わない名著に「新々自由主義」「グローバリズム」「IT革命」を加筆。<br />今日の危機に満ちた資本主義的市場の未来を語るための一冊。<br />「経済学を勉強するのは経済学者に誑かされないようになるためだ」(J・ロビンソン)。<br />そういう冷静な学習に本書が寄与するところがあれば、と願わずにはおれない。<br />(「はじめに」より)