東京大学の加藤泰浩教授らが発見した海底レアアース鉱床。<br />尖閣諸島沖での漁船衝突をきっかけに中国がレアアースを禁輸したことは記憶に新しい。<br />これによって、中国からの資源制約から逃れられると、期待は高まる。<br />しかし、「3年で商業化できる」という話を追いかけてみるとほころびが見えてくる。<br />この海底レアアース泥の商業化は実現できるのか?※本書は月刊誌「WEDGE」2013年6月号の特集記事を編集し、電子化したものです。<br />