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旅行記・滞在記500冊から学ぶ 日本人が知らないアジア人の本質

「社会人にはリベラルアーツが必要」と言われるものの、リベラルアーツとは一体何でしょうか?麻生川氏は「それは、文化のコアをつかむことだ」と言います。
文化のコアをつかむとは、文化圏の中核となっている考えを自分の言葉で表現できること。
つまり「ひと言で言うと、日本とは○○だ」と説明できることです。
そして文化のコアをつかんだあとは、世界や人生の諸問題に対して自分なりの答えを出せるような世界観と人生観を持つことが、リベラルアーツの最終着地点です。
本書は、500冊以上の旅行記・滞在記を読み尽くした麻生川氏が到達した各国の「文化のコア」を、アジア中心に紹介します。
観察眼の鋭い人による旅行記や滞在記は、文化のコアをくっきり浮かび上がらせます。
これらは事象の羅列にとどまらず、価値観や倫理観を知ることができます。
同時に、私たち日本人が苦手とする多様な文化背景の理解や思想的な脆弱さも払拭することができる1冊です。
序論第1章 良くも悪くもアナログ的な日本第2章 人間不信の中国第3章 差別を是とする朝鮮(韓国)第4章 強者の論理 中東・イスラム・中央アジア遊牧民第5章 今も階級社会のインド・東南アジア終章 文化差を知る重要性<著者プロフィール>麻生川静男(あそがわ・しずお)リベラルアーツ研究家、博士(工学)。
1955年大阪府生まれ。
京都大学工学部卒業、同大学大学院工学研究科修了、徳島大学工学研究科後期博士課程修了。
独・米に留学。
1980年に住友重機械工業に入社し、主にソフトウェア開発に従事。
カーネギーメロン大学日本校プログラムディレクター、京都大学准教授を経て、現在は「リベラルアーツ教育によるグローバルリーダー育成フォーラム」を設立し運営している。
著書に『本当に残酷な中国史 大著「資治通鑑」を読み解く』(角川新書)、『本物の知性を磨く 社会人のリベラルアーツ』(祥伝社)がある。
※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『旅行記・滞在記500冊から学ぶ 日本人が知らないアジア人の本質』(2016年6月30日 第1刷)に基づいて制作されました。
※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。




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