台北・歴史建築探訪―日本が遺した建築遺産を歩く
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■台北市内に残る日本統治時代の建築物約200件を、豊富なカラー写真とともに紹介。
歴史、文化、地理などの要素を盛り込み、日本人と台湾人がともに暮らした半世紀とは何だったのかを、振り返ります。
内容は、著者が15年ほどかけて取材・調査してきたもので、中には政府関係機関の計らいを受けたり、居住者と交渉の上、特別撮影させてもらったりしたカットも多く、また、引揚者や台湾の古老から提供を受けた貴重な古写真もあり、永久保存版の一冊です。
[目次]1章 官庁建築が点在する行政エリア 總統府周辺2章 島都・台北市の中心街を歩く 國立臺灣博物館周辺3章 日本時代の繁華街と台北発祥の地 西門町・萬華周辺4章 知られざるもう1つの内地人街 旧台湾総督府専売局周辺5章 帝国大学とともに発展した文教エリア 國立臺灣大學(旧台北帝国大学)周辺 6章 新興開発地に点在する歴史建築たち 台北市東部7章 「勅使街道」を中心に発展した市街地 台北市北部8章 台湾ならではの風情を残す家並み 迪化街・圓環周辺9章 台北郊外でも歴史建築散歩 圓山・士林・内湖10章 知られざる郊外の建築遺産 文山・松山・南港11章 温泉郷に残る日本統治時代の建築群 北投・陽明山【付録】 歩いて訪ねる!台北・歴史建築マップ/現在も残る台北の日本統治時代の建築物一覧【筆者】片倉佳史(かたくら・よしふみ)1969年生まれ。
台湾在住作家。
早稲田大学教育学部教育学科卒業。
台湾に残る日本統治時代の遺構を探し歩き、記録している。
地理・歴史、原住民族の風俗・文化、グルメなどのジャンルで執筆と撮影を続けるほか、講演活動も積極的に行なう。
著書に『台湾に生きている日本』、『台湾探見?ちょっぴりディープに台湾体験』(片倉真理との共著)など。
これまでに手がけた台湾のガイドブックはのべ35冊を数える。
※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『台北・歴史建築探訪―日本が遺した建築遺産を歩く』(2019年3月20日 第1刷)に基づいて制作されました。
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