神人武館 教書
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琉球空手の五輪書。
5巻からなるこの琉球空手の教書は、「てィ」(手、知恵)に至る二つの道を示す羅針盤である。
二つの道とは、一点を求める「型」の道と、マチワラからカキエー、そしてイリクミーに至る「線」を極める道である。
「てィ」は琉球の時代から400年間隠し持ち、磨き砥がれてきた科学であり、哲学であり、負けないための生きる知恵である。
決して観念論などではなく、現在進行形の実践なのだ。
よって「てィ」にいたる道に、初歩や奥義は存在しない。
すべては一つの法則(てィ)の中で一貫して為され、無限の円となる。
この教書第三巻は、クーサンクー、ウーセーシー、ジオンといった「型」に関し、いかに吟味し一点を求めていくかを促し、自ら学んでもらうためのものである。
日々鍛錬してほしい。
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