しょぼくれ老人という幸福
どんな最期を迎えるかなんて、誰にもわからないし、クヨクヨ思い悩んでもなんにも解決できません。
でも、多くの人が、年をとるとともに肉体的不安や経済的不安に恐れおののくようになり、切実な思いで‘ピンピンコロリ’を願い、‘終活ブーム’に踊らされています。
そんな人々に、ひろさちや氏は呼びかけます。
「年をとったらしょぼくれていいんです。
ボケたらボケたでいいんです。
今を感謝して生きる。
今を楽しんで生きるべきです。
人は、‘いつまでも若くありたい、健康でいたい、死にたくない’という欲を捨て去ったとき、はじめて人間本来の姿が見えてくるのです。
死の恐怖を克服する必要もありません。
死の恐怖というのは、人間が人間であることの証なのです。
われわれは、人間である喜びとともに、死の恐怖もじっくりと味わうべきです」。
自分らしく生き、自分らしく死ぬためのキーワードと発想法が詰まった一冊です。
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