デジタル化が進む今、万年筆はなぜ魅惑の道具になり出したのか?国産化一〇〇年の歴史を振り返ってみると、単なる筆記具にはとどまらない、人間と社会が交錯するドラマと、好奇心を誘う魅力に満ちあふれていた―。<br />ジャーナリストの視点から考察した、まったく新しい「万年筆」本。<br />