「熱力学」は理系学生、とくに工学系に必須でありながらもなかなか理解しづらい科目と言われています。<br />本書では解ける楽しみと熱力学を学ぶ目的意識を高めるため、具体例としてエネルギー問題と効率といった現実的な題材を取り上げることで学習意欲をかきたてます。<br />また読者の苦手意識を取り去るため、実際に問題を解くためにはどの定理や式を用いればよいのかを詳細に解説します。<br />