動物はいつから眠るようになったのか? ―線虫、ハエからヒトに至る睡眠の進化
私たちヒトは,人生の3 分の1 を寝て過ごす。
それほどの時間を費やさねばならないくらい睡眠は重要。
では,ヒトに至るまでの動物ではどうなのだろう?ヒトに近い哺乳類は毎日眠っているっぽいので,ヒトと変わらないくらい重要なのだろう。
となると,ヒトからさらに遠い爬虫類や両生類はどうだろう?もっと遠い昆虫などは,そもそも眠るのか?昆虫が眠るとすると,その眠りはいったいいつから発生したのだろう?本書は,そんな「動物はいつから眠るようになったのか?」という疑問に着目。
最近になってわかってきた,無脊椎動物の昆虫や線虫で発見された‘眠りの原型’をひもときながら,ヒトから線虫へと進化をさかのぼり睡眠を考察。
我々が日々眠いのは,怠惰なのではなく,動物の宿命だったのか!?
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