Androidを支える技術〈II〉──真のマルチタスクに挑んだモバイルOSの心臓部
(概要)Androidのインターナル解説書。
根底に流れるモバイルプラットフォームとしての哲学を丁寧に扱い,最新版(7,N/Nougat)までカバー。
第2巻となる本書では,Androidの核心「Activity」と「Activityのライフサイクル」に焦点を定め,システムの心臓部を徹底解説。
無数のアプリがインテントなどの仕組みを通じて協調できる環境をシステムが総力を挙げて支援する。
それは,モバイルOSのAndroidが選んだ道でした。
アプリのプロセスは,フォアグラウンドを退けば常にkillされ得る。
必要とされた時に半自動的に再生成される。
従来のアプリケーション開発とはまったく異なる画期的なメカニズムは,そのための切り札です。
また,小さな画面のモバイルにおける画面遷移のデザインの複雑さや重要性はPCやWebよりも遥かに高い。
この再生成と画面遷移という2つのモバイル特有の重要な問題を,統合してエレガントに解決しよう。
それが「Activity」です。
「Activityのライフサイクルを織り込んで,アプリの仕様,遷移のデザインを考えられるか」は,Android開発者としての最初の試金石です。
システムの設計思想を踏まえて,きびきびと動けるアプリをつくりたい。
そのような方々を強力にサポートする技術知識を集約してお届けします。
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