1冊でマスター 大学の複素関数
虚数単位i(i^2=-1)はなんとなく聞いたことがあるでしょうか。
理系の方はご存知かもしれません。
中学校では実数の範囲でしか2次方程式の解を認めないため,解を持たない2次方程式が存在しますが,高校数学ではこの虚数単位iを導入しているおかげで,実数係数の2次方程式は実数解を持つ場合か虚数解を持つ(実数解を持たない)場合のいずれかになります。
しかしながら,虚数単位iの効力はこれではないのです。
複素数平面では回転もできます。
本書では,虚数単位を扱った複素関数を学びます。
実数だけで考えていた窮屈さが,複素関数を学ぶことで自由に開放されたように広がり,自在に数や関数が操れるようになるのです。
複素関数の単位をとりたい方だけではなく,複素数の世界を味わいたい方々にお勧めの1冊です。
別冊の演習問題は,繰り返し解けるように独習用として解答を除いた問題のみのPDFをWebにて配布,また本文解説内でさらに詳細を知りたい方のために「Web補足」としてWebに補足説明を掲載しています。
ぜひお役立てください。
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