次世代ものづくりのための電気・機械一体モデル
ハイブリッド自動車や電機製品に見られるように,昨今のものづくりは機械と電気の技術融合で成り立っているともいえる。
このようなものづくりに携わる技術者にとくに重要な素養として,力学と電磁気学が挙げられる。
この両分野の素養を同時に有する技術者に対する企業の期待と人材要求は大きい。
本書ではそのようなニーズに応えるべく,機械と電気を跨ぐ複合物理領域を一体モデル化して解説する。
その際はとくに初心者が気軽に学べるように,次の点に留意している。
1.全くの初心者が抵抗なく入門できるよう,わかりやすさを最優先する。
難解な数式は一切用いず,高等学校の数学がわかれば気軽に読めるものにする。
2.物理現象の本質を理解できる基礎力と,時代の変化に強い自在・柔軟な適応力を養うようにする。
3.機械工学と電気工学の間の壁を取り去り,両者が融合した一体の学問として身につくようにする。
更新中です。しばらくお待ちください。