マッキンゼー ボーダレス時代の経営戦略(2015年新装版)
※本書は1992年にプレジデント社から発刊された同書をデジタル加工し、著者インタビューを追加収録した2015年新装版です。
新装にあたり、挿入図版はすべてリデザイン・著者インタビューを巻頭収録しております。
■【マッキンゼー社内レポートをコンサルタント大前研一が解説】■同書は「プレジデント」誌にて大前氏が連載していた「マッキンゼー・ワールド・レポート」に加筆・修正し、発行したものです。
ニューヨーク・ロンドン・チューリヒ・トロント・東京…世界各地のマッキンゼー事務所スタッフから寄せられたR&Dレポート・論文を邦訳し、大前氏解説を加えて掲載しています。
マッキンゼー社シカゴ事務所ディレクターJoel A. Bleekeによる、アメリカにおける規制緩和が企業に与える影響に関する論文を皮切りに、「多国籍企業の経営変革」「商品化実現力の向上に必要なこととは」「国境を越えたM&Aの鍵」「欧米企業の環境対策」といった‘より大きな領域で競争する企業のための分析’が300ページを超えるボリュームで展開されます。
発行からの経年により、収録される統計・事例には古くなり検討が難しくなってしまったものが多く含まれますが、国境を含むあらゆる境界線(ボーダー)の定義が曖昧となり、企業の経済活動が真の意味でグローバルである必要に迫られる現在、大前氏を含むマッキンゼー社コンサルタントが本書で展開した分析を(分析の俎上に載せられた時事トピックがその後どういった展開を迎えたかを含め)振り返ることは、価値を持つものと考えられます。
■【目次】■新装版発行に寄せてはじめに第1章 アメリカ「規制緩和」の衝撃第2章 「米国企業は日本で成功しない」の大嘘第3章 日本企業「EC統合」戦略の死角第4章 「ドイツ通貨・経済統合」に潜む陥穽第5章 「市場統合」で欧州企業はどこへいく第6章 二一世紀に日本企業が生き残る条件第7章 「ボーダレス・マネジメント」革命第8章 日本企業の「ポストM&Aマネジメント」は落第第9章 日本企業を巻き込む「クロス・ボーダーM&A」第10章 「資産神話」崩壊後の企業経営第11章 日本企業に「真の経営力」はあるか第12章 資金の「無国籍化」が招く金融不安第13章 日本の銀行は世界のベストバンクとなれるか第14章 金融界を震撼させる「企業内銀行」第15章 「環境」こそ九〇年代超優良企業の課題第16章 経営革新を生む「新・SIS」第17章 企業の命運を握る「R&Dマネジメント」第18章 夢ではない行政コストの六割削減
更新中です。しばらくお待ちください。