アイビーをつくった男 石津謙介の知られざる功績
日本のアイビー文化を創造したレジェンドの軌跡、復刊!社会現象として語られる「石津謙介」と「VAN」。
本書は戦後の日本を不死鳥のように駈け抜けた石津の真の姿を伝える渾身の評伝で、氏とともに時代を駆けぬけた筆者でしか書けない石津謙介読本の復刊書。
低迷している文化状況のなかで、人間・石津謙介から何を学ぶべきなのか──。
その突破口となる答えが本書にあります。
本書では、石津氏は筆者の言葉を借りて、若かりし日の夢を語り、老熟した文化論を展開します。
そのビジョンは今なお色あせず、未来を予見する力を秘めています。
石津謙介の思想は今も生き続けているのです。
もくじ第1章 忘年の友―ごく私的な、そして少々長めのプロローグ第2章 石津謙介を知るための三つの考察その一 総括「アイビー」とは何だったのか?その二 ボタンダウンがやってきたその三 二粒の種第3章 再考 石津謙介とは何だったのか?第4章 石津謙介、かく語りき……終章 少し悲しく、そして、少し短めのエピローグ花房孝典 ハナフサ・タカノリ作家・評論家。
1946年、名古屋生まれ。
慶應義塾大学法学部卒業。
雑誌『ホットドッグプレス』の創刊メンバーで同誌名の案出者。
著書に『柳』『コリア・ビギナーズ・ブック』『銀座の歩き方』などがある。
音楽や雑誌文化にも造詣が深く、関連寄稿も多数。
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