真理の追求である哲学の主な課題は,存在等と認識論であり,このことは著者にとっても同様である。<br />本書は古代から現代に至る哲学者の認識論を取り上げ,認識論が真に学びとしての認識論たり得るためには,いかに追求されねばならないかを問う。<br />