直感が、心理的な概念であることは、これまでの直感論や直感分析論では一貫したとらえ方であるが、心理的なものにかぎられないこともまた本質的である。<br />本書では直感が全体性と向き合うことにおいて働く作用であることからそれを導き出す。<br />