清王朝の康煕・雍正・乾隆三帝に仕えたジュゼッペ・カスティリオーネ(郎世寧)は、清朝宮廷西洋人画家として半世紀間、絵を描き続けた人物である。<br />本書は彼の生涯と早期の西洋画、中国での東西折衷の絵画の代表作の内容を中心に、詳述する。<br />