比較文学・比較文化を専攻する著者が、様々な機会にその時折りの聴衆を相手に行った講演の記録から、比較的最近の15篇を選んで一冊にまとめる。<br />描き出された東西文化の出会いの種々相は、著者の体験に深々と裏打ちされている。<br />