日本の地域福祉の源流は、イギリス、アメリカでの社会事業家による慈善運動を参考にした、明治期の日本の宗教家・社会事業家による社会事業を嚆矢とすることが定説であるが、本書では、浅間山の天明の大噴火にその源流が見られたとする新説を提起する。<br />