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差し掛けられた傘 米国の核抑止力と日本の安全保障

1966年2月、椎名悦三郎外務大臣は、記者会見で「日本は米国の核の傘に入っているのか」と問われると、「傘は差し掛けられることもあるからな」と答えた。
日本は核の傘の下にいるが、それは米国の意図によるものであり、日本から頼んだことではない、という椎名大臣独特のはぐらかした表現だった。
それから半世紀。
もはや、「差し掛けられた」といった受け身の対応では済まない状況にもかかわらず、「核の傘」に対する日本人の認識は半世紀前とほとんど変わっていないのではないか。
本書では、米国の「拡大核抑止」(核の傘)という考え方を軸にして、日本の防衛・安全保障政策と日米協力の発展の歴史を丹念に振り返り、その延長線上で、日米同盟全体の抑止力を将来に向けて維持・強化していくための課題を議論する。




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