新聞社を退職してNGOに転じた筆者は東日本大震災に遭遇。<br /> 被災者との濃密なやり取りから見えてきた、いま、被災地の目の前にある現実を克明に記録する。<br /> 「なぜ、見ず知らずの人のためにそこまでやれるのか」という素朴な疑問への回答書ともなっている。<br /> 草思社文芸社W出版賞金賞。<br />