ウーバー戦記:いかにして台頭し席巻し社会から憎まれたか
勝ちつづけることに取り憑かれたUber創業者トラビス・カラニックの手段を選ばぬ闘いの軌跡。
創業からわずか数年でGAFAにつぐハイテク企業に成長した配車&デリバリーサービスのウーバー(Uber)。
急激な拡大は、創業者でCEOのトラビス・カラニックの法律さえ踏みにじる異様な強気と好戦的な企業文化の賜物だったが、進出先の各都市や自社の内部で、さらにグーグルやアップルを相手に様々なトラブルを起こした。
そして2017年、取締役会はついにクーデターを起こしてカラニックからCEOの座を奪い上げる。
モバイル時代を迎えたシリコンバレーの急激な変化を背景に、たしかに「世界を変えた」もののスティーブ・ジョブズにはなれなかった若き起業家の半生とウーバーの劇的な闘争の全貌。
<目次より>プロローグPart I第 1 章 10 の 10 乗第 2 章 創業者の作り方第 3 章 心に刻まれた教訓第 4 章 ニューエコノミー第 5 章 揺るぎない上昇志向Part II第 6 章 「好きなように作れ」第 7 章 ベンチャーキャピタルでもっとも背の高い男第 8 章 二人のステップ第 9 章 チャンピオンの気がまえ第 10 章 ホームショーPart III第 11 章 兄と弟第 12 章 成長第 13 章 魅力攻勢第 14 章 文化戦争第 15 章 帝国建設第 16 章 アップル問題第 17 章「最大の防御とは……」第 18 章 自律走行車の衝突第 19 章 前途洋々Part IV第 20 章 三カ月前第 21 章 #デリートウーバー第 22 章 「ウーバーで過ごしたとてもとても奇妙な一年……」第 23 章 殴り続けられても倒れない第 24 章 誰もラリー・ペイジから盗むことはできない第 25 章 グレイボール第 26 章 致命的な失敗Part V第 27 章 「ホルダー・レポート」第 28 章 シンジケート第 29 章 ベンチャーキャピタリストたちの復讐第 30 章 ダウンはしたがまだ敗れたわけではない第 31 章 大取引エピローグ追記/結びにかえて/謝辞/情報源に関する但し書き
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