天台大師 智ギの新霊言
1400年の時を超えて、説き明かされる天台思想の真髄。
そして法華経の真実。
仏陀を信じ、人びとを救い、国を正していくために――。
「中国の釈迦」と称された高僧が現代にメッセージ。
▽智ギがつかんだ「法華経」の真実▽世界の宗教対立を解決するカギ▽宗教的マネジメントのポイント■■ 天台大師 智ギの人物紹介 ■■538?597年。
30歳の頃、都金陵(南京)で始めた『法華経』の講説は、群衆に混ざって陳の四代皇帝・宣帝が聴聞に来るほど高い評判を集めた。
その後、天台山に籠もった大師は、華頂峰での禅定中に魔物の誘惑を退け、明けの明星を見て悟りを得る(華頂降魔)。
時代が陳から隋に変わると、今度は晋王(後の二代皇帝・煬帝)が大師に帰依し、「智者大師」の称号を贈るなど、大師は民衆から時の権力者まで幅広い層の人たちの支持を集めた。
まえがき1 三十数年ぶりに天台大師智ギの霊言を試みる2 天台大師から見た「釈迦の本心」とは3 「悟り」と「衆生救済」を目指した天台大師4 教えの「時代性」と「普遍性」について考える5 「宗教的権威」と「政治権力」をどう見るべきか6 日本の教育界に思想的な揺さぶりを7 世界の宗教の今後を展望する8 世界宗教としての組織マネジメントについて訊く9 多様な教えに応える弟子組織を目指して10 天台大師の霊言を終えてあとがき
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