その女の背負いしもの、「光」か「闇」か――。<br />ある初夏の夕暮れ時、広尾の有栖川ありすがわ公園でその事件は起こった。<br />若い女の金切り声がこだました現場には、屈強な男が、目玉をむき泡を吹いて倒れていた。<br />やがて謎の連続殺人事件が、ひとりの若い聖女シスターにつながっていく……。<br />ミステリーとスピリチュアルが織りなす新感覚の衝撃作。<br />あなたにも味わってほしい予測不能な結末と、これまで経験したことのない読後感。<br />