囚人番号466番 松本弦人の「獄中デザイン記」。<br />刑務所という完全カンヅメ状態で延べ1000時間、黒・赤・青のボールペン十二本を使い切って描き殴ったうめき声のような三冊のノートは、「デザインの不必要な作家領域」を嫌う松本弦人の「抗いようのない作品集」となっている。<br />