縁談というのは、いつの時代も女性が重要な役割を果たして来た。<br />それはほとんどの場合は家と家との関係性から成立したからだ。<br />家の中を取り仕切るのは、ずっと女性の仕事だったのである。<br />今回もまた、眞子さまの問題がこれだけこじれたのは、責任を取る覚悟の女性皇族が、大家族とも形容できる皇室内にいなかったからではないだろうか。<br />(序章より)