昨年は最多勝でゴールデンカップスの日本一に貢献した夏之介も、コロナシーズンで調整に失敗し1軍登録抹消。3年契約最終年、35歳夏之介にチラつく「引退」の二文字…。そんな中、2軍球場で出会った育成契約の外国人捕手・パーシー。独特な日本語を操る相棒とともに魔球「ナックルボール」の習得に挑んだ夏之介は、特訓の成果で2軍の公式戦で6回までノーヒットに抑える快投を見せる。シーズン終盤、1軍昇格の権利を得た夏之介だけど、パーシーは育成契約だから、2軍のまま。ナックルに慣れてない1軍の捕手は、後逸を連発…。やっぱり「フルタイムナックルボーラー」は夢のまた夢なのか?夏之介に残されたチャンスはあと僅か。生き残りを懸けたマウンドへ挑む!