ヴィシオ帝国の皇女、ルディス・アマリリスは国を守るための力を得るための生贄として、他にもっと適任な人がいたのにも関わらず、選り好みによって決められてしまった。生贄となった者は生きたまま八つ裂きにされる。しかし、目を覚ますと目の前には、今まで自分を馬鹿にしていたはずのメイドたちが周りにいて…?不自然な優しい態度に疑心暗鬼になりながらも探りを入れると何かに、怯えている様子の使い人達。誰も信じることが出来ない、しかし今までにない恐怖を体験した彼女にはもう何も恐れるものなどなかった。そんな彼女の前に皆が恐れる原因らしき’ある人物’が訪れる。