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【KADOKAWA】タグのライトノベル・小説

あるときは日常の一場面で、またあるときは非日常の空間で――恋は誰の元にもふいに降ってくる。その続きはときに切なく、ときに甘美に……。様々な恋のきらめきを軽やかに描き出す粒ぞろいの恋愛掌編集。
公開日: 2016/05/20
KADOKAWA
恋愛
ライトノベル
 
小藩の江戸留守居役・倉田家に、一人の女が姿を現した。夫・勇之助の、腹違いの妹だと聞かされた幸江は戸惑いながらも迎え入れるが、どこか様子がおかしい。兄妹の間に何か秘密があるのではないか? 女の正体は…。疑惑にさいなまれる若妻を描く「江戸褄の女」をはじめ、「猫」、「佃心中」、「駆け落ち」、「虹」、「眩惑」など、夫婦や男と女のそれぞれの‘かたち’を綴る珠玉の全6篇。人気作家の原点を示す、オリジナル傑作時代小説集。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
素敵な女って、ファッションじゃない。その洗練、その美しさに加え、立ち姿にも毅然とした緊張感が漂う。しかも、全ての仕種が魅力的。さりげなく、ひかえめで、楽しげで、ユーモアのセンスがある――そんな素敵な、大人の女が恋をしたら? めくるめくような恋のきらめき、ベッドへの誘惑、スキャンダラスな恋愛関係、透けてみえる別れの予感、……恋の痛みと幸福を、放浪者(バガボンド)たちの実例で綴る、ブランディの香りがする、大人のエッセイ。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
ハネムーンで殺されてしまった新妻との思い出の地、十和田湖で、西本刑事は亡き妻と瓜二つの女性、みな子と出逢う。しかし、彼女は猪苗代湖からの手紙を最後に姿を消してしまった。必死の思いでみな子を探す西本。だが、彼女は何者かに殺害され、西本刑事が殺人の容疑者として福島県警に逮捕されてしまった! 部下の窮地を救うべく捜査を開始した十津川警部は、解決したはずの新妻殺害事件に隠された謎を突き止める。長編トラベル・ミステリー!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
恋のまっただ中で――‘キミとなら棺桶の中まで一緒に行けるような気がするんだ’、そして、さよならの場面で――‘だってこれは恋愛じゃないよ。言ってみれば過去だよ’など、男たちから、あるいは女たちから放たれたクライマックスでの名科白。口説き文句からトドメの言葉まで古今東西の恋のサンプルから抽出し、新たな恋を演出したショート・ショート。ちょっと辛口、105篇のラブ・ストーリー・インデックス。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
小早川咲、34歳。夫を事故で亡くし、息子の航と15年ぶりに戻った地元・葉山で、咲は周雲龍という中国人青年と出会う。事故で傷ついた航の心を開くため、釣り船の船頭である周と毎日一緒に釣りをすることに……。穏やかに笑い合う日々を過ごし、自然と惹かれ合っていく2人。やがて秘密のサインを使ったメッセージを送りはじめるが……。喪失と再生との間で揺れ動く想い。不器用な大人たちの切ない恋を描く上質の恋愛長篇。
公開日: 2016/05/20
KADOKAWA
恋愛
ライトノベル
 
その日、郁子が小学校から帰ると、お姉ちゃんが死んでいた。そして通夜の晩、死んだはずの姉から告げられたショッキングな事実。不幸な謎の死をとげた姉・裕美子と自分の出生の真相を解き明かそうとするうちに、郁子のまわりでは次々と人が死んでいき……。「人恋坂」に雨の降るとき、なにかが起こる──運命の怨念がこだまする坂道を舞台に、人間の弱さと哀しみを浮き彫りにした、現代怪談噺の最高傑作!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
祝福すべきひとり娘の小学校の入学式の日に起こった悲劇!久子は、一瞬にして最愛の夫と娘を、トラックによる‘ひき逃げ’で失ってしまう。怒りと悲しみにふるえる彼女は「私の手で犯人を殺してやりたい」と、憎しみをつのらせていった。一方、絹織物メーカーの社長が自宅で青酸カリにより中毒死した。その妻絹枝は、夫の死んだ日、若い愛人と密会していた――。境遇の全くちがう二人の女性たちの遭遇した事件は、やがて一本の糸につながっていった……。表題作ほか、過去に秘密をもつ人妻がまきこまれた殺人事件の罠などを収めた傑作短編集。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
「先生、起きてください、先生!」進が声をかけたが、永利はデスクにうつぶせになったままだ。たまりかねた進は、永利の背後からのぞきこんだ。だが次の瞬間、進は背筋の凍る衝撃を覚えた。原稿は鮮血に染まり、デスクの上に血だまりができていたのだ……。新日報社の少年社員御子柴進は、有名な画家永利の所へ随筆原稿を受け取りに行き、恐ろしい事件に巻き込まれてしまった。事件の前後に出没する怪人X・Y・Zとは敵か? 味方か? 探偵小僧御子柴少年の大活躍を描く連作推理。カバーイラスト/杉本一文
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
どんな恋人たちにも時間は等しくながれる。愛し合い、いさかい、投げかけるキスや言葉のどこかにやがて見えかくれする別れの予感。それでも男と女は熱いため息で不安を吹き消し、真実のひとかけらを探そうとする。喜び、哀しみ、別れの後の未来を胸にしまいこんで――。さまざまな愛のきらめきを描いた、10の恋物語。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
瀬戸内海の真中に男爵島という離れ小島がある。全島が赤松に覆われているが、島の中ほどに西洋の古城のような奇妙な建物があり、まわりには一種異様な妖気が漂っていた。八月のある午後、一艘のヨットが男爵島の沖合いを走っていると突然、黒雲が広がり、叩きつけるような大雨と突風が襲った。その時である。島から望遠鏡でこの様子を窺っている人影があった。狭い額、出ばった顎、落ち窪んだ眼。これこそ男爵島の怪物だったのだ! サスペンス溢れる傑作長編推理。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
SRI(特殊科学捜査研究所)の5人が怪事件の謎を追う! 突如生物が白骨化したり(「地を這う美女」)、ヒトが溶解する事件(「闇にうごめく美少女」)など、この世ならざる出来事の真相は!?
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
物体が飛んだり、突然激しい物音がしたり――。ポルターガイスト(騒霊)現象は、実際に見た者でなければ、信じられないだろう。神経科医で私の友人の田村は、霊媒能力を持っている美しい女性患者に魅入られてしまった。彼女と結婚したいとまで思いつめていたが、とうとう、忌まわしい事件が起こってしまう。「あちら側の住人が、しきりに私をよんでいる……」という彼女を、田村は幸せのためだといって絞殺してしまったのだ。衆人環境の中で神秘的な現象にとらわれた男女の、あの世とこの世の不思議な交流を描く表題作の他、さまざまな味わいが楽しめるホラー短編全14編。小松左京が描いたユーモラスなホラーイラストも収録!
公開日: 2016/05/20
KADOKAWA
SF
ライトノベル
 
「ひとりで生きているつもりが、大きな彼の力で生かされているような気がした」家族を愛し、仕事を愛し、短い人生を丁寧に生きた作家、故山際淳司。日々の積み重ねが築いた互いへの信頼感と絆は、いまなお生きている――。山際が家族に託した思いを、あますことなく綴った珠玉のエッセイ。「子育て、夫婦関係、そして家族関係で悩んでいる方に、ぜひ一度この本を読んでいただきたい」(櫻井充)
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
30歳になる秋山は商事会社の平凡なサラリーマンだ。給料日に、28歳になる恋人の明子と食事をして結婚を申し込んだところ、あと半年待って欲しいと言われた。半年したら叔母の莫大な遺産が入るというのだ。だが、彼女はその晩何者かに殺された。しかも彼女に叔母はいなかった。殺人の容疑者となった秋山は逃亡を図るが……。妖しい夜、寂しい夜、暗い夜。様々な顔を持つ夜をテーマにしたオリジナル短編集。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
たぶん初めは小さな穴だったのだ。歯医者として成功をおさめ、美しい妻とかわいい娘がいる。上品なアシスタントの働く清潔な職場。自分の美学で建てた城に住むちょっとした王様。だから、妻が小説を書いて新人賞を受賞したことなど、僕にっとっては、意外な、けれども些細な事に過ぎないはずだった―――。インターハイ三位の実力を持つ四00メートルハードル選手だった主人公が、順調な人生の半ばで経験した、思いもかけない挫折と再生を、繊細に、そしてほろ苦く描いた感動作。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
なぜ自分の思い通りにならないのか。他人ばかりいい思いをするのはなぜか。私たちはそんな考えにとらわれがちです。でも怒り、嫉妬、不安、憎しみなど心に生まれる負の感情は、自分の心が勝手に作る「妄想」だと気づけば、人生がスッと楽になるはず。長年にわたり日本でブッダの教えを伝えてきたスマナサーラ長老の言葉は、ユーモアたっぷりでちょっぴり辛口。読むだけで心が一瞬に軽くなる力を持っています。あなたの人生が幸せになる──今が「気づき」のチャンスです。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
世には怒れない人がなんと多いことか! 自分の言葉と感性を他者に奪われないために――。怒りを感じ、育て、相手にしっかり伝えるための方法を伝授する、ユニークで実践的な「怒り」の哲学エッセイ!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
その魂の底に清らかな情熱をたたえた庶民詩人は、日本の珍書奇籍をあさって、久しく塵にまみれていた陰惨な幽霊物語に新しい生命を注入した。壇ノ浦の合戦というロマンティックな歴史的悲劇を背景に、盲目の一琵琶法師のいたましいエピソードを浮き彫りにした絶品「耳なし芳一のはなし」等芸術味豊かな42編。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
韓国人の強固な処女信奉、男から女への執拗な口説き攻撃、日本人の「カカア天下」と「亭主関白」の不思議な両立……。韓国は李朝の時代から、日本は室町時代から同じ中国渡りの父権制社会の波をかぶってきたというのに、なぜ現代の両国の恋愛事情は大きくすれ違うのか。27歳の時から留学生として来日し、在日14年をこえる韓国人の著者が、その違いを通して、背景にある両国の文化、社会、伝統の異なる素顔を見事に浮き彫りにしてゆく。新世代韓国女性による、異色恋愛エッセイ!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
……無理やりに高志の顔の向きを変えさせた。それでも高志は目蓋を開かなかった。「Onanieしようとしたでしょう?」〈本文より〉 血の絆で結ばれた洋子と高志。異なる性の双子が貪る、耽美な禁断のエロティシズム。それは、洋子の婚礼が近づくにつれ、哀しく顕在化していった……。幻想は現実に、情念は行為へ。現代を超えて幽玄世界へと誘う現代のロマネスク文学。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
「私を消して下さい。しかも、むごく静かに……」‘事故処理屋’を自称する殺しのエキスパート・星名五郎の許を訪れた奇妙な客。費いきれない財産と退屈を持て余したその男の依頼に、星名は……。現代の病巣を抉り、切り味鋭い展開を見せる異色の連作サスペンス!!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
とある事情から逃亡者となった‘ぼく’こと巣籠カナは、逃げ込んだダストシュートの中で全裸の美少女・白雪を発見する。黒く大きな銃を持ち、記憶喪失を自称する白雪と、疑いつつも彼女に惹かれるカナ。2人は街を抜け出し、東京・秋葉原を目指すが……。直木賞作家のブレイク前夜に書かれた、清冽でファニーな成長小説。幻の未公開エンディング2本を同時収録。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
辻山は探偵事務所に勤める43歳。くたびれた背広とヨレヨレのコート。責任感もあり真面目なのだが、やることはドジばかり。そろそろクビが危くなってきた。そんな彼に仕事の依頼がきた。あと5日で両親のいるアメリカに出発する、やんちゃで古風な女子大生直美の監視兼ボディガードとおもりだ。物語はたった5日の間――。ギャングの大ボスと元愛人、辻山の元妻、刑事達が入り乱れて……。中年探偵とフレッシュな女子大生のコンビで贈る、書下しユーモア・ミステリー。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
あるときは美人姉妹が経営する山荘に驚き、中国は「地ビール」の国だと納得し、またあるときはロシアの大平原の村での棒引き競争に飛び入り参加し……。椎名氏世界漫遊の記録!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
元警視庁の刑事・室生が営む探偵事務所に、美人OLの雪子が調査の依頼に来る。彼女は、半年前にビルの屋上から投身自殺をした女友達の死に疑問を抱いていた。その友達はなぜか、6年前のパーティとまったく同じ服装をしていたという。調査を開始した矢先、雪子もまたそのパーティと同じ着衣でビルの屋上から身を投げる。現場は完全な密室だったため、警察は自殺と断定するが、室生はそこに殺人の匂いをかぐが…!? 巧妙に仕組まれた連続殺人事件の謎に挑む貧乏探偵を描く、長篇本格ミステリー!!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
活字中毒者にして「本の雑誌」編集長、椎名誠が本や雑誌、活字文化にまつわる全てのものへの愛を激しく語った名エッセイ。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
不倫の恋の清算のための心中で生き残ってしまった女――。自殺関与、死体遺棄の罪で懲役三年執行猶与二年。三条雄介と群馬・浅間隠山で心中をはかった小此木美紗に科せられた罰だ。美紗に捨てられた元婚約者の松平は、この心中事件に疑問をもち、三条の妻・八千代とともにその真相を追う。だが、美紗もまた三条の命日に十和田湖で「海で死ぬ」との手紙を遺し不審な死をとげた……。大人気、長編官能推理の大作。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
愚かで、考えなしで、向こう見ず。そして一途で、恐ろしいほどのパワーがあって――。恋はいつでも自己中心主義。たとえ周りに面倒かけても不幸にしても、そういう常識にかまっていては走りだせない。いくつになっても、結婚してても、子供がいても。病気であっても、異国にいても、貧しくても。恋をするのに、決して遅すぎるということはないのだから。恋の疾走に、幸多かれ! 全国の恋する女の子たちへ贈る、応援恋愛論!※本書は一九九三年、大和書房より刊行され『ティア・ドロップ・プラネット』を改題、加筆・訂正したものが底本です。
公開日: 2016/05/20
KADOKAWA
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この本に集められた警句を読めば、読者は思わずニンマリするに違いない。ポーの再来といわれ、芥川龍之介の「侏儒の言葉」にも大きな影響を与えた短編の名手ビアスが‘インク代わりにニガヨモギの汁を使用した’といわれる皮肉な文章で、現代文明と人間性を鋭く風刺する。現代人必読の書。
公開日: 2016/05/20
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