【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
なぜ、文豪たちは「おばけ」が好きなのか!? 文豪たちが遭遇したリアルな怪異エピソード×アンソロジー×評伝・読書ガイドのトリプル構成で迫る、誰も知らない、文豪の世界。史上名高い文豪たちは、何故かそろって「おばけずき」だった!怪奇譚の側面から文豪の生涯・著作を紐解いた画期的文豪案内。文豪の人生そのものと「怪奇」との関わりを追求した、メイン本文パートである評論エッセイ(文豪たちが遭遇したリアルな怪異エピソード多数!)、かれら自身の言葉で「怪奇」の世界、著作のエッセンスを堪能できるミニ・アンソロジー(懇切丁寧な書き下ろし解題付き)、更に世界を深め読み手の世界を広げる評伝・読書案内で、各文豪の魅力に迫る!図版も多数掲載。【収録文豪】泉鏡花、芥川龍之介、夏目漱石、小泉八雲、小川未明、岡本綺堂、佐藤春夫、林芙美子、太宰治、澁澤龍彦『怪と幽』連載「文豪たちの幽と怪」に大きく加筆修正を加え書籍化。装画・本文扉絵 =北村紗希(型染・切り絵作家)【電子版特典】岡本綺堂「幽霊物語」+解題(東雅夫)岡本綺堂の単行本未収録の雑誌掲載エッセイに、東雅夫による「解題」を添えて特典といたします。
ESSEオンラインの人気’暮らし系’エッセーが待望の一冊に!丁寧だけど丁寧じゃない。飾らない、無理しない。40代作家の高橋久美子さんのクラシック(古風)な暮らしを綴ったエッセー集。古い一軒家に住み、手作り野菜と食事、物は捨てずに物々交換、ご近所さんとの交流や、東京と故郷・愛媛を行き来する二拠点生活のこと…等身大の暮らしをすべて一冊にまとめました。
■吉田 羊 待望の初エッセイ! 「美味しい」世界へようこそ 2022年で俳優デビュー25周年を迎えた吉田 羊さんの初単行本! 2015年から『おとなの週末』で連載を続けた「ヒツジメシ」がついに1冊になりました。 日々の食体験を通して、下積み時代から現在までを振り返ります。懐かしい思い出のお店、また、ふるさとや母の味、そして今気になる街や味をめぐりながら、仕事のこと、大好きな人や街のことなどを綴ります。 吉田 羊さんの食の思い出を追体験しながら、ある時はほっこりしたり、ある時は「あるある」とうなずいたり……。また、女子が気になる美と健康などについても触れます。 単なる美味の食レポにとどまらず、食体験を通して吉田 羊さんの姿が垣間見え、読み物としても楽しく、グルメガイドとしても役立つ1冊です。【目次】第一章 羊の原点第二章 好きな味 好きな街第三章 女子はどん欲 スイーツも、美も健康も、女子力も第四章 元気が出る店 熱気とパワーをお届け第五章 仙台から福岡まで ヒツジの「口福」探し旅第六章 「大人の店」って、いいなあ
「とうとう来てしまったのね」「賽は振られたのさ」行き詰まった二人の関係を清算するため、詩人と妻は希望も計画もないまま日本を出た。上海、マレー半島、インドネシア、パリ――四年に及ぶ放浪の旅を綴った自伝三部作を合本。『どくろ杯』詩集『こがね蟲』で詩壇に登場した詩人はその輝きを残し、夫人と中国に渡る。長い放浪の旅が始まった。『ねむれ巴里』深い傷心を抱きつつ三千代夫人と日本を脱出した詩人はヨーロッパをあてどなく流浪する。自伝第二部『西ひがし』三千代夫人はひとりベルギーに残った。暗い時代を予感しながら、詩人は暑熱と喧噪の東南アジアにさまよう。
ただ汽車に乗るためだけに、世界の隅々まで、鉄道旅を敢行。遠藤周作、北杜夫、開高健ら、珍友・畸人を道連れに、異国の鉄道を乗りまくる。著者ならではの、ユーモアと臨場感が満載の漫遊紀行の歴史的名作。全20篇を網羅した完全版。
*注)電子版には、「歌壇名簿」は収録していません。 ‘22総合誌作品展望今井恵子/尾崎まゆみ/谷岡亜紀/大辻隆弘/加藤英彦/大井学‘22歌集歌書展望なみの亜子/桜川冴子/高島裕/松村正直/遠藤由季/内山晶太短歌2022年の記憶 書き留めておきたいこと栗木京子/藤原龍一郎/林 和清/天野 慶/梶原さい子/北山あさひ/黒瀬珂瀾/笹公人/田村元/山下翔創刊90周年企画「短歌テトラスロン」3種目め=座談会「論を論じる=現代短歌の歴史のなかで」総合歌人団体今年度の収穫特別企画・歌人一〇〇〇人アンケート「いきもの短歌」’22年結社誌・同人誌論文論文-歌人アンケート得票上位三論文(抄録)「短歌研究詠草」今年度結果発表Twitter で短歌さがします 2022総集編 工藤吉生物故歌人を偲ぶ’22年歌集歌書総覧短歌関連各賞受賞者一覧「短歌研究」総目次短歌研究次号予告第66回「短歌研究新人賞」募集要項二〇二二綜合年刊歌集
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ゆるりと楽しむ、暦のうつろい。手づくりのもので季節をあじわう、平野流、心豊かな暮らしのアイデアが満載。 日々、気負わずに暦とともに暮らせるといいですね。本書では、二十四節気ごとに、その季節や節目に合ったものを手づくりするご提案をいたします。身の回りにあるものを使って、ごく簡単にできるものばかり。一時間もかからずに仕上げられるのもポイントです。 自分でつくったものは、出来上がりが多少ヘッポコでも、どこか思いがこもるもの。その日、その季節を過ごしたことが印象に残ります。すべてでなくても、作ってみようかな、と思ったものがあったら、ぜひ挑戦してみていただけたらうれしいです。 ――本文より「暦生活」の人気連載を加筆し書籍化。描き下ろしのフルカラーイラストと和みの文章で綴る、ほっこり歳時記。
好きを活かして活躍できる人・できない人って具体的に何が違うの?日本一のオタクアナウンサーである著者が、アニメ業界・動画配信等で活躍する方々と徹底討論し、その要件をまとめました。〈相談相手〉■夢を叶えたオタク・竹達彩奈さん(声優/『けいおん!』『五等分の花嫁』他)■会社員でオタク・高橋祐馬さん(アニプレックスプロデューサー/『鬼滅の刃』他)■意外性のありすぎるオタク・けいたんさん(ダンサー・配信者・経営者/REAL AKIBA BOYS)■次世代オタク・尾原和啓さん(IT批評家/『プロセスエコノミー』『アフターデジタル』他)
真夜中の冷蔵庫のドアを開けて、ないものを嘆くより、あるもので喜びながら無心で作るめし。それがブルックリンで作る、ソロめし。―――(本文より)NY在住のジャズミュージシャン・大江千里。ソロめし歴14年。渡米して7枚のアルバムを発表し自炊の腕も磨いている。noteの好評連載「大江屋レシピ」から選りすぐりの46皿と、書き下ろしのエッセイで構成した自身初の料理エッセイ。【エッセイタイトル】大江屋キッチンへようこそブルクッリンで作るソロメシは、毎回が「最後の晩餐」であるコロナが明けて1ピースピザが本物のニューヨークめしだと知った太陽の光をいっぱい浴びたフルーツ王国に住みたいいくつになってもプレミアムお子ちゃまめしが好きフライパン一つで作れるパスタはソロめしの強い味方トマトは友だち以上の存在。真っ赤なほっぺのトマトちゃん101匹わんちゃんの弁当箱に詰められたメザシと母の想い小麦粉のマジック!粉ものデザートが運ぶ小さな幸せわがまま三昧が許される自分だけのアメリカのサンドイッチ一皿、一茶碗、一お椀。全身全霊で生きたニューヨークでの15年コロナと引っ越しでサバイバルの新ブルックリン宮殿魚に大きな愛がある なじみの魚屋さん、カルロスの店大江屋の定番、万能調味料はめんつゆ、ぽん酢、トマトなり欲しいなと思ったら家の中に「風の道」をシェフの僕から食いしん坊の僕に 朝定食の贈り物withぴーす
旅から持ち帰った品々にまつわるエッセイ集。伊集院静氏が旅先から持ち帰ってきた品々への思い出を綴ったエッセイ集。全日空グループの機内誌『翼の王国』誌上で連載されたスペイン、フランス、ポルトガル、スコットランド、アイルランド、ベルギー、イタリア、エジプト、ケニア、アメリカ、中国、日本など12カ国の34話を収録。さらに本書書き下ろしのまえがきでは、フィレンツェのヴェッキオ宮殿のミニチュアについての思い出を綴っています。「私は子供の時からガラクタを拾ってポケットの中に持ち帰り、並べて置く癖がありました。時折、石ころや木の実が旅行鞄の隅から出て来て、家人に驚かれていました。」(本文より)○ジョアン・ミロのアトリエの庭のエンドウ豆(スペイン・モンロッチ)○ヤンキースタジアムのレインコート(アメリカ・ニューヨーク)○三峡下りの川原の三峡石(中国・重慶)○歓喜の丘のマツカサ(スペイン・サンティアゴ・コンポステーラ)○ナイロビの木工職人の椅子(アフリカ・ナイロビ)○クロード・モネが見つめた崖の漁師の人形(フランス・エトルタ)etc
前著・自伝風エッセイ『拾われた男』はディズニープラス/NHKでドラマ化!個性派俳優が書く、恋、恋、そしてこれは恋じゃない――?小学6年生の夏、マンモス団地「ニジノマチ」に引っ越した。恋しては振られ、告白しては振られること14人。でも隣にいるあの子にだけは、告白しなかった。恋じゃないつもりだった――笑って泣ける、「自伝風」小説!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。不安はあるけれど、ご機嫌な毎日を過ごすキーワードは「色気」1990年初頭に刊行されて就活生のバイブルとなった、中谷彰宏氏の『面接の達人』。長年シリーズ化され多くの就活生に衝撃を与えました。面接の達人直撃世代は今、50代を迎えようとしています。「定年まであと何年」「その先の人生どうしよう」など何かと不安を抱える人も多いはずです。「就職活動は会社に受かるという面接。50歳からは人としての魅力を見られる第2の面接です」と中谷さんは私たちに問います。若ぶってカッコつけるのはやめて、人としての魅力=色気を出せれば日々ゴキゲンに過ごせます。魅力を身につける方法が本書には満載されています。
東京吉本芸人の間で語り継がれるレジェンド作家・山田ナビスコ初の自伝的エッセイ! 世界的に見ても’お笑い異常大国’である日本において、その真っ只中に28年間身を置いた著者が綴る’お笑い’だらけの人生譚。究極のお笑い番組『笑ってはいけない』や、M-1グランプリをはじめとした賞レース秘話、極楽とんぼ、ロンブー、ピース、渡辺直美、ダイタク、おかずクラブ、ニューヨーク、ぼる塾など東京吉本を牽引してきた大人気芸人らとのエピソードなど多数。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。【序文より】4歳になった息子へおめでとう。お風呂あがりに見たきみの背中はこんなにも小さいのになんだかとても頼もしくて涙があふれてしまったよ。なんだろう。この感情は。よくわからないけれど、どんどん大きくなっていく3歳のきみがよく使っていた不思議な言葉たちをここにまとめておく。いつか忘れてしまわないように。父より――日常の中で息子が使っていた不思議な言葉たちを父がエピソードとともに記録。クスリと笑えてちょっぴり泣ける。写真には残らない ’子どもの言葉’ に着目した、新しいかたちのエッセイ。
寿町にxiangyuが通ったルポエッセイ。10代からこの町に住み続けて60年近くになる’ヤマさん(仮名)’。著者と約50歳の年齢差にも関わらず、やがてヤマさんの部屋で年末には「逃げ恥」再放送をイッキ見するほどの親友になった2人。そして、交流を重ねていくうちに一本筋の通ったヤマさんの生き方に感銘を受けていきます。シリアスあり笑いありのノンフィクションルポエッセイ。なかなか知ることのできないこの町での暮らしや住人達の実情、そして町に溶け込むことのできた著者の人となりが見えてくる過去や日常についても描写します。2017年から始めたカジュアルファッションマガジン『Maybe!』での連載「寿日記」をまとめ、新たに大幅加筆した単行本デビュー作です。【著者】xiangyu(シャンユー)アーティスト。1994年神奈川県横浜市生まれ。xiangyuは本名のアユミの’アユ’に由来する。2018年9月からライブ活動開始。Gqom(ゴム)をベースにした楽曲でミステリアスなミュージックビデオを多数発表。2019年5月に初のEP『はじめての○○図鑑』をリリース。また、xiangyuとファッションデザイナー半澤慶樹(PERMINUTE)が主宰する川のごみから衣装を創作するプロジェクト’RIVERSIDE STORY’では、渋谷川編と題し2022年9月に恵比寿KATAにて初個展を開催。音楽以外にもファッション・アート・執筆活動や映画出演など、垣根を越えた活動を行っている。本書が初の著作となる。
暴飲暴食限りない小泉教授が自らの「不養生」体験から編み出した現代の「養生」訓! これが私の元気の秘訣!!――食うてすぐ横になると牛になる? 月とスッポン? 青菜に塩?……ふだん何気なく口にしてきた諺(ことわざ)や格言に隠された小泉式真実とは!? 「うまいもの」を求めて世界を旅する小泉教授がたどり着いた、飯と酒のうんちく108話。すべて、食欲の煩悩を健康の福音に変える、現代の養生訓なのです。本書を一日一訓唱えれば、日々の食事がもっと味わい深くなる! そして、決して悪酔いしなくなる!?
「二本ある手のどちらかは誰かの為に使えるように」――六輔流ボランティアのある生き方「生きているのではない生かさせていただいているのだ」父の口癖だった。「二本ある手のどちらかは誰かの為に使えるように……」これも父の口癖。もの心ついたときからボランティアの仲間に囲まれていた。ボランティアというのは「生き方」なのだということも教えられた。だからといって、ボランティアだけで生きてきたわけではない。音楽、放送、出版、いろいろなジャンルですぐれた仲間と出逢い、ラジオを中心に、印税という収入も増えた。『「無償」(ただ)の仕事』というタイトルを誤解しないでいただきたい。僕の場合、決して、立派な「無償の仕事」ではない。落語のなかのセリフだが「いただけますればいただきますが いただけませんければいただきません」に通じている。●「頑張ってください」●する側、される側●いい割りばし、悪い割りばし●鬼のような人●お寺とボランティア●だめなお母さん●腑に落ちないサービス料●ハガキの点滴●「雨ニモマケズ」●四天王寺の精神
女優・岸田今日子のはじめてのエッセイ集。劇作家・岸田国士の次女として生まれた著者が、新劇女優の世界に入り、結婚、長女誕生、離婚という道程のなかで、折々に感じたことを綴る珠玉のエッセイ。●女優のくせにお客様の入った初日より、その前の舞台稽古の日が好きだ。大道具が組み立てられ、照明器具が吊るされ、場面ごとのあかり合わせがはじまる。もうすぐ現実とは次元のちがうあかりの中に呼び出されて、自分ではない人物を生きなければならない。それを待つ間のあの不安定な、しかも魅力的なひとときを、なんといおう。 けれどもしかしたら、俳優とは限らず、わたしたちの生活は、いつ舞台に呼び出されるかわからない、舞台稽古の日の楽屋なのだろうか。あかり合わせは、もうはじまっているのだろうか。 (著者あとがきより)
父が急逝し、突然お墓を用意する必要に迫られた著者。そこにコロナ禍の到来、さらには、当たらないだろうと思いつつ応募した市営墓地購入の抽選で、まさかの当選。お墓、買うの? 誰が? ……私が!? はたして骨壺の運命やいかに!?脱線上等、北国の迷える日々を綴る、笑いありしんみりありのゆるゆるエッセイ。
果てなき欲望の海原を食って食らって突き進め! 偏屈な食いしん坊作家・千早茜による、「体にいい」の呪縛を解く異色の食エッセイ。シリーズ第3弾となる本作では、京都を離れ、初の東京ひとり暮らしへ……。’知らないこの街で、これから好きなものを探していける。食の海を渡るための、はっきりした好き嫌いの羅針盤も持ちあわせている。さあ、どこまで自由になれるだろう。’(本文より)――40年ずっと嫌厭してきたIHと仲良くなれるのか?(「コンロのT-1000」)。横浜中華街で肉汁過多の極北に出会った(「中華街の粉仕事」)。10代の息苦しさから救ってくれた雨とココアとビスケット(「雨と神様の物語」)。ほか、書き下ろし含む全30話。
優等生がひた走る本線のコースばかりが人生じゃない。ひとつ、どこか、生きるうえで不便な、生きにくい部分を守り育てていくことも、大切なんだ。勝てばいい、これでは下郎の生き方だ……。著者の別名は雀聖・阿佐田哲也。いくたびか人生の裏街道に踏み迷い、勝負の修羅場もくぐり抜けてきた。愚かしくて不格好な人間が生きていくうえでの魂の技術とセオリーを静かに語った名著。(解説・西部邁)
<特集>今ひとたびの京都 秘められた魅力コロナ禍に見舞われた3年近い月日を経て、千年の都が、新たな魅力を放とうとしている。待ちに待った鎮静化を機に、京都に生まれた作家たちに、心に残る土地の記憶をつづってもらった。錦繍の秋、あの懐かしい都へと、今ひとたびの旅に出てみよう。<目次>高麗美術館――鄭詔文さんのこと 黒川創京都 美の脇役たち 柏井壽京都を外から眺めてみると 綿矢りさインタビュー 綿矢りさ特集とりとめな記 特集編集班SNS(喧騒)から少し離れて 上田岳弘Looking for 鴎外(6) 伊藤比呂美楸邨山脈の巨人たち(21) 北大路翼Q&A 今月の猫じゃらし(6) 加藤由子アマネク ハイク(9) 神野紗希気まぐれ編集後記 Web新小説編集部
あの日二五歳だった私はいま,三三歳になった――.事件,そして声をあげて,「それから」の日々を綴った待望のエッセイ集.突然,心の奥底で解除された感情.繊細な友情.家族との時間.生まれていったつながり……日本の#MeTooを切りひらいた著者が,「ただの自分」の声を見つけるまで.同時代を生きる,私たちの記録.
元バックパッカーの小倉ヒラクが2018年夏から8カ月かけて全国の発酵の現場を訪ね歩いた旅行記。本書『日本発酵紀行』はD&DEPARTMENTが手がけるd47 MUSEUMの企画展「Fermentation Tourism Nipponー 発酵から再発見する日本の旅ー」の公式書籍として誕生しました。発酵を通して日本の文化の深層に出会い、今を見つめなおす旅の記録。醤油、味噌、酒といった日本のソウルフードだけでなく、お菓子、漬物、激レア激ウマ発酵食品までを隅々まで歩き出会い食べつくす!
ツイッターで話題沸騰! お笑い芸人の滝沢秀一がゴミ清掃を始めてたどりついたゴミエッセイ。お笑い芸人をしながら、定収入を得るために辿り着いたゴミ清掃員という仕事。始めてみたら、なんとも奥深い人間観察ならぬ、社会考察につながっていく滝沢流ゴミ学。お笑いネタから深刻な人類存続の危機への警告まで、滝沢秀一の人気ツイートが、イラストを加えて単行本化。本書はその書籍に大幅に書き下ろしを加えて待望の文庫化!ゴミから見る格差社会や、ゴミ清掃員おすすめの物件、ゴミ清掃業界のとび抜けた人材など、読めば、明日からのゴミ捨ての意識変革がおこること間違いなし! ためになる蘊蓄満載。ゴミから始まる現代社会学!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。【期間限定 試し読み増量版】※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。「いつかフィンランドに住みたい」10年以上温めていた夢を実現するために、フルタイムで働きながらお寿司の修業を始めた会社員。東京の小さなアパートで過ごした、大変だけど学びがあって、不安と同じくらいワクワクを感じる、夢に近づきつつある日々の絵日記を当時のままにフルカラーコミック化!たとえばこんな日々↓・会社が終わってから握りの自主練。ベーコンが魚の代わり!?・推しキムチに出会う! みつまめにハマる!・寿司店で包丁を握る! 築地&豊洲デビュー!・ラーメンも好きだ! ラーメンを作りに行く!・猫が我が家にやってきたetc…大変な一日も、なんでもない一日も、同じように愛して綴られた絵日記たち。元気いっぱいにトライし続ける、夢を叶える途中の毎日をぜひ一緒にお楽しみください。ほがらかな人柄と驚異的な行動力を併せ持つ著者の記録が、暖かな刺激になりますように!【収録内容】2021年冬〜夏の絵日記 42エピソード※SNSで「今日の日記」として発表されたものと同内容となります[描きおろし漫画]・カルサリキャンニト・日本最南端への一人旅・幻のキムチ工場見学[描きおろしコラム&コメント]・2021年冬/春/夏のコラム・各絵日記への振り返りコメント【大人気SNSアカウント「週末北欧部」とは…】北欧が好きすぎて、会社員として働きながらフィンランドでの就業を目指して寿司学校に通い、ついにその夢を叶えてしまった人。前向きで、何かを愛することが上手な著者のエッセイは優しくてエネルギッシュな読み心地。(自画像のにこにこしたおもちのような生物は、カモメがモデル。)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
ダ・ヴィンチ・恐山こと品田遊の1500字×1642日の思考の記録、書籍化!!!!!!!!エッセイから小説まで、作家・品田遊の脳内を覗く超贅沢な一冊!ダ・ヴィンチ・恐山こと作家・品田遊が、2018年から毎日欠かさず投稿を続ける日記「ウロマガ」(居酒屋のウーロン茶マガジン)。1642日分の投稿から厳選した記事を全文加筆修正、再構成して、エッセイからコラム、小説まで品田遊の鮮やかな表現をたっぷり味わえる超贅沢な一冊が出来上がりました!1ページ目から読み進めるも良し、気になる見出しを読むも良し、たまたま開いたページを読むも良しの、読みどころがぎっしり詰まった328ページ。―――記憶 日記を毎日書くようになってから月日が経つのが明らかに早くなった。 というより、過去が近くなった、と言うべきか。できごとを細かく記録することによって、去年の出来事でも日記をたよりに「ああ、あったな」と具体的に思い出せるようになった。3年前の日記と3ヶ月前の日記に質的な違いをあまり感じない。過去の「遠さ」は内容の曖昧さに由来するのか。 私は記憶を距離的にとらえているのかもしれない。みんなもそうだろうか。現在の記憶が近くに、過去の記憶が遠くに並んでいるようなイメージだ。完璧な記憶能力の持ち主にとって、5年前と3日前にどれほどの違いがあるのだろう? 内容の鮮明さに違いがないとすれば、そこには単に時間的な前後関係の違いしかない、といえるはずだ。そういう人たちにとっての過去の日々は、本棚に並ぶ背表紙のようなものなのだろうか。いや、整列している必要もなく、ただ個別の本が一冊ずつ散らばっていてもいいのだ。(本文 「記憶」より)―――
「町中華」とは何か。ひと言で言うと「昔のラーメン屋」である。昔と言っても、そう、昭和の終わりあたりまでのラーメン屋。今のラーメン屋はラーメンだけで商売しているが、そのころのラーメン屋のメニューは多彩だった……。「週刊朝日」人気連載の書籍化、第45弾!
あの頃を思い出しますか?英文学者、エッセイスト、八十歳になったいま、懐かしくもほろ苦い少年の日々を回想する。誰にもこどもの時があった―。(※本書は2004/11/1に株式会社 展望社より発売された書籍を電子化したものです)
しっくりくる肩書きがない、人生が楽しくなる「週5日制」、心を射貫かれた田中みな実さんの一言……。誰もが素通りする場所で足を止め、重箱の隅に宇宙を感じ、「どうでもいいこと」の向こう側で見つけた、自分だけの「いいね」。48歳ふかわりょうが奏でる、芳醇で洒脱なしらべ。彼はなぜ、ひとりで生きると決めたのか。