累計130 万部の大ヒット和風ファンタジー第一部完結!松本清張賞史上最年少受賞のデビュー作『烏に単は似合わない』から一巻ごとに読者を魅了して成長してきたシリーズの第一部完結の第6巻。八咫烏の一族が支配する異世界・山内を舞台に繰り広げられる、お后選び・権力争い・外敵の進入。大地震に襲われた山内で、100年前に閉ざされていた禁門がついに開かれた。崩壊の予感が満ちる中、一族を統べる日嗣の御子・若宮は、失った記憶を取り戻すことができるのか。そして、人喰い猿との最終決戦に臨む参謀・雪哉のとった作戦とは――。一巻から周到に張り巡らされてきた伏線がすべて回収され、この世界の大いなる謎が驚愕とともに明かされるクライマックス。大人気キャラの受難、神秘の謎とどんでん返しに驚愕した後に、未知の感動が味わえる堂々完結の一冊。巻末には、先輩の大作家・夢枕漠さんとの熱い対談を収録!講談社コミック「烏に単は似合わない」第二巻も同時発売。