看護師・佐伯美樹子はバツイチのシングルマザー。一度目の結婚で、自分の妹と夫が浮気をするというひどい裏切りにあい、その後のセフレも、医師としては立派だが下半身ユルユル男!己の男運の悪さに嫌気がさし、ひとりで生きていこうと決意。そんな時、身体だけの関係だった男・小松崎圭吾の子どもを妊娠していることが判明、しかし美樹子は父親を‘なかったもの’とし、樹と名付けた子どもをひとりで育てることにした。母ひとり・子ひとり、支えてくれる頼もしい友人たちに囲まれ幸せに暮らしていたが、ひょんなことから、圭吾がふたりの前に現れる。もちろん、彼に樹のことを知らせるつもりは一切なかった。だが圭吾は食い下がる。しかも「あの子は、俺の子だろう? 美樹子、結婚しよう」とまで言い出す。激しく拒絶する美樹子。いったいこの男の何を信じろというのか。金輪際、自分たちの前に姿は見せるなと告げ、しばらく彼は姿を現さなかった。しかし、思ってもみない形で圭吾は美樹子の前に――!?「ムーンライトノベルズ」(「小説家になろう」グループ)での大人気作品が、ジョシィ文庫『理性と感情の問題。』でもお馴染みの瑞樹奈穂のイラストで配信スタート!目を離せない第2回!(この作品はウェブ・マガジン:ジョシィ文庫 Vol.6に収録されています。重複購入にご注意ください。)