妹と再会!? パーティー解散の危機!? 国を傾ける『邪神の子』のおぞましい力が明かされる! ここから始まる第「7」巻!王宮貴族の企みを潰しグリフォンを討伐したライエルたちは、事実が隠されることがないように、先んじて王都に噂を広めていた。王宮貴族たちはサークライ家に責任を押し付け、追い詰められたラルフは、グリフォンの死体を引き渡すようにライエルを呼びつける。ライエルは「成長」の影響でハイテンションになっている真っ最中だったが、交渉は想定どおりに進み、ラルフから大金を巻き上げることに成功する。一方、街で情報を集めていると、王太子が隣国の姫との婚約を破棄したという噂を耳にする。しかし、王都の住民は何故かそのことに違和感を抱いておらず、平穏そのもの。王都に漂う嫌な雰囲気を警戒していたライエルは、婚約破棄された姫君・リアーヌに会い、この国の異常の原因を語られる。リアーヌが挙げたのは、ライエルの因縁の相手。ライエルを屋敷から追い出した妹・セレスの存在だった――。三嶋 与夢(みしまよむ):鹿児島県在住。著作に「ドラグーン ?竜騎士への道?」「脇役勇者は光り輝け」(共に、わい名義)。ともぞ:イラストレーター、漫画家。主なラノベ作品に「鑑定使いの冒険者」「鑑定能力で調合師になります」(共にヒーロー文庫)など。主な漫画作品に「雛見沢停留所 ?ひぐらしのなく頃に原典?」など。