銀河に迫る颱宙ジェーン。このままでは、数か月で銀河が飲み込まれてしまう。そこで、我らがタイラー、この危機から脱するためトンでもない作戦を考えた。銀河を動かして颱宙ジェーンをやり過ごしてしまおうというのだ。それは、ラアルゴンの太陽、ARA―3を銀河の中央に移動させ、銀河移動のエネルギー源にする計画だった。計画は順調に進行し、このままうまく行けば銀河は救われる…と誰もが思った時、思わぬ横槍が入る。それは、ラアルゴンが過去に葬り去ったはずのシード教団であった。ARA―3移動のために建設されたワープフィールド発生装置に迫るシード教団の魔の手。はたしてタイラーたちは二重のピンチから銀河に住む人類を救うことができるのか? ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。